Structure Sensor を Windows へ接続
はじめに
"Structure Sensor" というiOS向けの超小型デプスセンサーについて、いろいろな方が既にレビューをされています。(ちなみにデプスセンサーとは距離情報を取得できるセンサーで、MicrosoftのKinectを契機にかなり有名になりました。)
ただ、書かれている記事のほとんどが「iOSに繋げてみた」「デモアプリを使ってみた」ばかりのようなので、私は「iOS以外にUSB接続して、自力でデータを取り出す方法」を書きたいと思います。具体的には、今回はまず「Windowsから Structure Sensor を触る方法」を書いて、後に「Windowsで深度画像とポイントクラウドを取り出す方法」を書く予定です。
- (2014/07/02追記) 次記事:
環境の準備
Structure Sensor は iOS からは Structure SDK というものを使えば触ることができます。そしてiOS以外の場合は OpenNI2 (OpenNI1ではダメ) を使えばよいそうです。
というわけで、まずOpenNI2を用意。
OpenNI2は今はStructure Sensorの下記のサイトからバイナリやドキュメントがダウンロードできます。
インストール後はOpenNI2のフォルダ内のどこかにあるPS1080.ini内の
;UsbInterface=2
になっているところを
UsbInterface=0
に修正します。これでStructure Sensorからデータを読み出すことができるようになりました。